里山を背にし、擁壁に囲まれた傾斜する旗竿地という敷地。一見、住宅建築には不向きな条件とも思えるが、眺望の良さは抜群。「これはおもしろい」。そう感じた建築家のMさんはファルグホームと協働し、念願の自邸建築に臨んだ。まず、眺望を最大限に活かすために、１階リビングの床を地面から浮かせて崖側に延長し、視界が開けた三方向をガラス張りに。高低差を活かして道路からの視線はかわして、光と風、そして眺望を室内に採り入れた。内部は明確な間仕切りを設けず、一体感のある空間構成に… 続きを読む
里山を背にし、擁壁に囲まれた傾斜する旗竿地という敷地。一見、住宅建築には不向きな条件とも思えるが、眺望の良さは抜群。「これはおもしろい」。そう感じた建築家のMさんはファルグホームと協働し、念願の自邸建築に臨んだ。まず、眺望を最大限に活かすために、１階リビングの床を地面から浮かせて崖側に延長し、視界が開けた三方向をガラス張りに。高低差を活かして道路からの視線はかわして、光と風、そして眺望を室内に採り入れた。内部は明確な間仕切りを設けず、一体感のある空間構成に。２つの階段で１・２階をぐるぐる回れるユニークな設計で、居場所にしばられないフレキシブルな間取りとした。また「各空間にあえて段差を付けて、どこにでも座れて違った景色が見えるようにしたかった」とMさん。広い玄関土間やカウンターテーブル、リビング、階段、２階ホール、など、様々な段差を活用した“座れる場所”を設定。時間帯や気分によって好きな場所で好きに過ごす。視点が変わることで眺望の見え方が変わる。家族やゲストが思い思いに、自由に過ごせる、まさにフリーアドレスの家が完成。「自分で描いた図面を基にファルグホームさんと何度も打ち合わせをして、工事と予算のバランスをとってもらいました。細かいアドバイスももらえて、とても頼りになりました」。
傾斜地の高台のメリットを存分に活かした設計で、遠くの山々や広い空を眺めて暮らす毎日を実現したMさん。建築前に抱… 続きを読む
傾斜地の高台のメリットを存分に活かした設計で、遠くの山々や広い空を眺めて暮らす毎日を実現したMさん。建築前に抱いていた「明るくて気持ちのいい家にしたい」という夢が叶った
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
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| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 77.83m2 （23.5坪） |
| 敷地面積 | 154.66m2 （46.7坪） |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 2,728万円 |
| 竣工年月 | 2023年7月 |
| 住所 | 神奈川県相模原市中央区千代田2-1-16 |
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神奈川県相模原市中央区千代田2-1-16
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