コンクリートやレンガの壁に囲まれた空間で、自分の好きなモノたちと暮らす。Mさんがずっと胸に思い描いてきた夢を、実現した家が完成した。テーマの一つとなったのが、友人たちが集まる家。25.8帖のLDKや、窓を開け放つとLDKと一体化する広いコンクリートデッキも、その発想をもとに設計された。また一角には、バーカウンターを模したコーナーも設置されている。「ワイケイホームさんは、僕たちがイメージとして持っていたデザインを、現実のモノとしてしっかりカタチにしてくれまし… 続きを読む
コンクリートやレンガの壁に囲まれた空間で、自分の好きなモノたちと暮らす。Mさんがずっと胸に思い描いてきた夢を、実現した家が完成した。テーマの一つとなったのが、友人たちが集まる家。25.8帖のLDKや、窓を開け放つとLDKと一体化する広いコンクリートデッキも、その発想をもとに設計された。また一角には、バーカウンターを模したコーナーも設置されている。「ワイケイホームさんは、僕たちがイメージとして持っていたデザインを、現実のモノとしてしっかりカタチにしてくれました」と語る。たとえば、天井をすべて天然木の羽目板で飾りたいと考えていたMさんだが、ガスコンロを使う1階は消防法上、木が使用できない。そこで同社が提案したのが、消防法をクリアできるデザインクロスだった。見た目も質感も、2階の天井に使用されている羽目板に近いものを選び提案。仕上がりを見たMさんの満足度も高い。しかも、大幅なコストダウンというおまけも付いて…。新居に住んで約半年、初めての冬を過ごしたMさんは、「吹抜けもあるのでエアコンは2台設置したのですが、結局1台で充分でした。LDKや洗面脱衣室に入れた床暖房の効果も大きいですね」と、この一冬で快適な室内環境も体感したようだ。
LDKの大きさは25.8帖。東側の壁には、背の高い折れ戸が2つ連なった大きな開口が設けられている。この窓を開け放つと、外にはLDKと同じくらいの広さがあるコンクリートデッキにつながっている。友人たちがよく集まるというM邸にとっては、この場所も不可欠なスペース。窓を全開にし、LDKと一体化した空間で、… 続きを読む
LDKの大きさは25.8帖。東側の壁には、背の高い折れ戸が2つ連なった大きな開口が設けられている。この窓を開け放つと、外にはLDKと同じくらいの広さがあるコンクリートデッキにつながっている。友人たちがよく集まるというM邸にとっては、この場所も不可欠なスペース。窓を全開にし、LDKと一体化した空間で、BBQパーティーなどが開催されている。バーカウンター風にしつらえられたキッチンの隣には、大容量のパントリーもあるので、生活感のあるものはすべてここに収納できる。ポーチから玄関に入った左手にあるドアで、隣りにあるご両親の家とつながった構造となっている。玄関とトイレの床以外には、すべて床暖房システムを敷設。大きな吹抜けを持つ大空間ながら、一年中快適な環境を実現している。
来客の多いM邸では、1階のリビングはある意味パブリックスペースだ。そのため2階に、家族だけの空間となるフリースペースが設けられている。この空間をどう活かすか、現在いろんなアイデアを検討中だとか。主寝室の隣には、大容量のWICも設置されている。オシャレなご夫婦であるMさんたちの大量の衣類も、余裕で収納… 続きを読む
来客の多いM邸では、1階のリビングはある意味パブリックスペースだ。そのため2階に、家族だけの空間となるフリースペースが設けられている。この空間をどう活かすか、現在いろんなアイデアを検討中だとか。主寝室の隣には、大容量のWICも設置されている。オシャレなご夫婦であるMさんたちの大量の衣類も、余裕で収納してくれる空間だ。将来、お子様ができた時のための子ども部屋も用意されている。
生活空間の中に、レンガやタイル、コンクリート(モルタル)などの無骨で無機質な素材を取り入れて、ビンテージ感の強い空間造りを目指すブルックリンスタイルの家。結婚を機に、家を建てようと考え始めた時からすでにMさんの頭の中には、そんなイメージが出来上がっていた。ブルックリンスタイルの空間造りを得意とするビルダーは少ない。目星をつけていた会社に訪問してみたが、予算面での折り合いがつかず断念。途方に暮れていたMさんが巡り合ったのが、ワイケイホームだった。同社にとって… 続きを読む
生活空間の中に、レンガやタイル、コンクリート(モルタル)などの無骨で無機質な素材を取り入れて、ビンテージ感の強い空間造りを目指すブルックリンスタイルの家。結婚を機に、家を建てようと考え始めた時からすでにMさんの頭の中には、そんなイメージが出来上がっていた。ブルックリンスタイルの空間造りを得意とするビルダーは少ない。目星をつけていた会社に訪問してみたが、予算面での折り合いがつかず断念。途方に暮れていたMさんが巡り合ったのが、ワイケイホームだった。同社にとってもこのタイプの家造りははじめての経験。にもかかわらず、担当の営業スタッフは「できます!やらせてください!」と即答した。その言葉を信じて、プランニングの作成を依頼。暮らしやすさよりデザインを優先、工場とかガレージのように見える外観を…など、他とは毛色の違う要望にも嫌な顔せず、プランを何度も書き換えてくれた。自分たちの夢を実現するために、プランを作り続けてくれた営業スタッフの懸命な姿を見て、同社への依頼を決断したそうだ。「最終的には、僕たちの要望が全部詰まった、イメージ通りの家が完成しました」と、Mさんは感謝している。
最初の打合せの段階から「住みやすさよりも、デザインを」というご要望は伺っていました。でも普段から、住み心地を考えながらプランをつくるクセが付いているものですから、初回ご提案したプランは、どうしても住み心地を優先したものになってしまいました。「何だか普通の家ですね」というM様の一言を聞いて発想を転換。「もう一度だけ提案させてください!」とお願いしました。それからは、すでにM様の頭の中にある完成した家のイメージを、時間をかけて「見える化」していくことに集中しま… 続きを読む
最初の打合せの段階から「住みやすさよりも、デザインを」というご要望は伺っていました。でも普段から、住み心地を考えながらプランをつくるクセが付いているものですから、初回ご提案したプランは、どうしても住み心地を優先したものになってしまいました。「何だか普通の家ですね」というM様の一言を聞いて発想を転換。「もう一度だけ提案させてください!」とお願いしました。それからは、すでにM様の頭の中にある完成した家のイメージを、時間をかけて「見える化」していくことに集中しました。たとえば建材や部材を選ぶ時にも、SNSや雑誌で見つけた写真があれば持ってきてもらい、そのビジュアルを見ながら細部を詰めていきます。これをもとに、コストのことも考えながら私からの提案を行っていく。床材、天井材、デザインクロス…と、一つひとつのパーツを組み立てていくように、全体のイメージをつくり上げていったのです。LDKの主役となるアイアン製のストリップ階段は、私にとってもはじめての経験でしたから、多少の苦労はありましたが、完成後の存在感のある収まりに、しばらく見惚れてしまいました。普段の仕事では経験できない、イレギュラーなことも体験できて、とても思い出深い仕事になりました。ここで学んだことを、これから活かしていきたいと思います。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 109.89m2 (33.2坪) |
敷地面積 | - |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 3,000万円~3,099万円 |
竣工年月 | 2020年10月 |
住所 | 富山県射水市三ヶ1300 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
富山県射水市三ヶ1300
定休日:水・木曜日
「なんなら、倉庫の中に住んでもいいと思ってました」と笑うMさん。そんなMさんが目指したのは、オールドアメリカンスタイルの家だ。暮らしを楽しむために、家の隅々までデザインにこだわった空間造りが行われた。25.8帖のLDKに足を踏み入れると、大きな吹抜けが目に飛び込んでくる。コンクリート風のデザインクロスで統一された空間に、アクセントとなる黒いインテリアが映える
「倉庫かガレージのようなシンプルなものを…」というMさんの要望を受けて提案された外観。片流れの屋根が印象的なシルエットだ。外壁に使用された黒いガルバリウム鋼板が、ブルックリンスタイルのデザインに囲まれた、M邸の暮らしぶりを彷彿とさせる。さりげない窓の配置にもセンスを感じる
キッチンの壁面は、レンガ調のタイルで飾られている。同社が施工したのは、空間全体とシステムキッチンの設置まで。他のインテリアなどは、すべてMさんがチョイスし設置した。この家に注いだこだわりの深さがうかがえる
システムキッチンを囲むカウンターへのこだわりも深い。カウンターを高めにして、カウンターのこちら側と向こう側との視線の高さを同じにした。キッチンにはガスコンロを使用したいと考えていたので、1階の天井部分は耐火性のある木調デザインクロスが採用された
2階にあるフリースペース。2階部分の天井は、すべて天然木の羽目板。ホンモノは、空間に高級感を与えてくれる。2つ並んだ窓は、上下に開閉するタイプのもの。そんなディテールからも、Mさんがこの家に込めた想いの深さがうかがえる。高い位置に設けられた横長の窓からも、自然光が射し込んでくる
吹抜けを通して階下を見下ろしたところ。リビングの開放感が実感できるアングルだ。南に向いた壁面には、天井まで続く大きな開口が2箇所設けられている。折りたたみ式のサッシなので、すべてを開け放つと屋外に設けられたテラスと、フルオープンでつながり、開放感はさらに広がる
リビングから見上げると、大きなデコ窓でつながる主寝室が見える。朝目覚めて、この窓から見下ろす陽光に照らされたリビングが目に浮かぶようだ。ご夫婦2人だけで過ごす日常は、そんな開放的な暮らしを楽しんでいる。来客の際はブラインドを閉めて、プライベート空間に
キッチンの壁にあるカウンターは、車の修理工場などで見かけるキャスター付きの工具箱。こうしたユニークなインテリアセンスも、M邸の見どころの一つだ。天井から吊り下げられた棚は、あらかじめ天井にボルトを埋め込んでもらい、あとはMさんが施工したもの
LDKと洗面脱衣室の床には、床暖房が設置されている。家全体の気密性・断熱性が高いこととの相乗効果で、これだけの大空間にもかかわらず、真冬でも快適な室内環境が保たれている
吹抜け空間の主役となるのが、アイアン製のストリップ階段。アイアン部分を特注し、木製の踏板とあわせて施工された。広い空間をより広く見せる効果がある
玄関の土間にはタイルを貼らず、モルタルを打ちっ放しのままにしてある。オープンタイプの収納棚には、Mさんのコレクションの一つである、たくさんのブーツがかっこよく並ぶ。玄関を入ると大好きなものが視界に飛び込んでくるよう、見せる収納をセレクトした
Mさんのユニークなアイデアはこんなところにも。遊び心のあるインテリアにMさんのセンスが光る。天井につけられた明かりは、船舶用の灯火を応用したもの
夜、リビングから寝室を見上げると、デコ窓越しに寝室の照明「スプートニクランプ」の明かりが目に入る。ミッドセンチュリーを代表するインテリアの一つであるご自慢の照明を、階下から見上げるために、寝室のこの大きな窓は設けられたそうだ
白いタイルに黒い目地が映える造作洗面台。大きな鏡の縁は、なんとアイアン製!重量感のあるこの鏡を固定するために、壁面もしっかりと補強されている。洗濯室も兼ねたこの空間には、室内干し用のポールも設置。天井近くに設けられた3つの窓を通して、陽光と風を取り込めるので、洗濯物の乾きも早い
2つの便器が用意された広いトイレ。リビングと同じコンクリート風のデザインクロスで、無機質な印象の空間に仕上がっている。照明にもこだわっており、昼と夜で雰囲気が変わる
キッチンカウンターを照らす、知人から譲ってもらったというお気に入りの照明。この家に置かれたインテリアは、Mさんの思いがこもったモノばかり。お気に入りのデザインに囲まれた暮らしは、Mさんの日常を刺激的なものにしてくれる