2013年、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)が話題となり、建築ラッシュでもあったころ。
賃貸住宅を求めて来店した高齢者には紹介できる物件が極めて少なく、たらい回しになってしまう状況。来店されるのは介護を必要としていない元気な高齢者。自社付け率99%以上を誇るニッショーだからこそ、管理・仲介一枚岩となった入居者向けのサービスが提供できるはず。誰かが始めないと…という想いで、社内で起案しプロジェクトチームを発足。「シニアライフサポート」のサービス設計は始まった。
毎日の電話での安否確認サービス、24時間365日無料の駆けつけサービス、防犯や防災に加えライフ監視センサー・救急ボタン等を設置し、高齢者とその家族が安心して暮らせるサービスを提供している。
三好不動産が支援する住宅確保に配慮が必要な人たちは多岐に渡る。
外国人や高齢者、LGBTQ、DV被害者、被災者など、抱える問題や事情に違いはあれど、『すべての人に快適な住環境の提供をしたい』という基本姿勢のもと、様々なニーズにいち早く応えてきた。
2001年には、「身寄りがない」「高齢だから」などの理由で通常の契約が困難なケースに対応するため、NPO法人を自社で設立。2008年には留学生の急増に伴い、外国人従業員を採用し、外国人入居者の積極受入を開始。
また特にLGBTQの取り組みにおいては、現場の意見から社内プロジェクトを立ち上げ、専門の担当者を設置。LGBTQの人たちが抱える悩みごとや問題点は何なのか?自主的に研修会や勉強会を企画・開催。
社外向けの発信機会も増え、行政や異業種ともタッグを組みながら活動を広げている。
国内外から多くの観光客を呼び込む京都市。エリア特性上、供給数の限られる賃貸物件においては、孤独死などのリスクが不安視される高齢者や、身寄りのない海外からの留学生・外国人の入居を断るケースが多々起きていた。
創業以来、「収益の源泉である家賃をお支払いいただく入居者さんのために何ができるか」を事業の幹として運営してきた長栄は、「家主さんの収益の最大化」を目指し、入居希望者を断らないスタンスで各種サポートシステムを開発。
高齢者に対するコールセンター・セキュリティー会社等と連携した見守りサービスの提供や、自社管理物件の入居者であった留学生を従業員として採用し、外国人への各種手続き・トラブル防止説明会の開催、母国語でのサポート実施など、入居者一人ひとりに向けた居住支援の輪を広げている。
高齢者や低所得者、精神障がいのある人や車椅子の人など、住まい探しが困難な人たちへのサービスに特化した会社メイクホーム。社長自身や従業員・家族に障がいのある人も多く、住まい探しから保証人対応、物件の改修、病院付き添いまで様々なサービスを提供中。
特徴的なスキームは『完全管理システム』。築古などで空室になっているアパートを、投資家から預かった資金でリフォームし住まいを必要としている人に提供、トラブルなどは全てノウハウのある同社が対応することで、オーナーの不安やリスクを排除し、安定的・長期的な家賃収入を還元。
「いつでも・どこでも・どんな理由でも、何か連絡があったら、断らずに必ず駆けつける」 目指すのは“救急総合病院”のような存在。不動産業ではなく、福祉や生活支援、介護・看護や見守り等も含めたトータルサポートを全国へと広げていく。