子供部屋のリフォームで気をつけるべきことって何でしょうか?
子供の成長に伴って、部屋のつくり方も変わるはず。
いつどんなリフォームをすればいいのでしょうか?
また、子供部屋のリフォーム費用も気になるでしょう。
どんなことをするとリフォーム費用はどうなるのか、子供部屋リフォームの基本や、リフォーム費用の相場について解説します。
SUUMO(スーモ)リフォームは、子ども部屋のリフォームに関する費用、価格相場情報を比較できるリフォーム情報サイトです。もし会社探しに迷った方はプロのアドバイザーに無料で相談できます。
表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。
子供部屋のリフォームで気をつけるべきことって何でしょうか?
子供の成長に伴って、部屋のつくり方も変わるはず。
いつどんなリフォームをすればいいのでしょうか?
また、子供部屋のリフォーム費用も気になるでしょう。
どんなことをするとリフォーム費用はどうなるのか、子供部屋リフォームの基本や、リフォーム費用の相場について解説します。
子供部屋は子供の成長に応じて部屋のつくり方を変えるのが基本。
いつ、どんな部屋がふさわしいのかを考えていきましょう。
子供が小学校低学年くらいまでは、親の目の届く位置に子供部屋をつくってあげると、親も子も安心できます。
キッチンの目の前に子供部屋をつくって、室内窓越しにキッチンから子供の様子が見えるようにしています。
建具をつけていないのでリビングからも丸見えです。
将来は引き戸を設ければ独立した部屋になります。
子どもが小さいうちは、とくに仕切られた部屋は必要ないけれど、いずれ必要になることを見越して、スペースだけは用意しておこうというわけです。
建具はついていないけど、何となく自分の空間という雰囲気があり、子どもにとっても楽しいのではないでしょうか。
まだほぼ仕切りもつくらず、床材だけ変えて、リビングと一体化した子供コーナーとなっています。
二人の子供がリビングと自由に行き来して、親との触れ合いができます。
子供スペースがあることで、本などを片づける習慣ができたり、独立心が育ったり、さまざまなメリットがありそうです。
子供が幼いうちは、独立した部屋は必要ないので、このようにスペースだけを用意して、将来仕切ることにすれば、壁の造作費や建具代などが省け、最初のリフォーム費用がその分、安く上がるというメリットもありますね。
兄弟の部屋を最初はワンルームにしておいて、将来間仕切りをするなど、子供部屋は成長に合わせてつくりあげていくという発想が大切。
この子供部屋は、将来の間仕切りを想定して、今は間仕切りを設けていないですが、ドアを2つ設けています。
真ん中に仕切る壁をつくるか、収納家具を利用して仕切れば、2部屋に早変わりします。
子どもが小さいうちは、兄弟・姉妹がいるなら、あえて仕切らず、部屋を一緒に使う方が楽しいのではないでしょうか。
子ども部屋は子どもの成長に合わせてカタチを変えていくのが、自然なありかたといえそうです。
二人の子供のために、引き戸で仕切った子供部屋です。
小さいうちは引き戸を開け放して使い、独立した部屋が欲しくなったら、引き戸を閉めて使えます。
フレキシブルな発想の子供部屋です。
引き戸を設けておけば、将来間仕切りをする必要もなく、かつフレキシブルな使い方ができます。
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子供部屋のリフォームは、内装の内容が費用を左右します。
子供部屋に使いたい材料を紹介するとともに、どんな材料を使うと費用が変わるのか、あるいは変わらないのかについて見ていきましょう。
汚れ防止や抗菌、耐久性のある壁紙は、汚れやすい子供部屋にはぜひ欲しいもの。
また、光が浮かび上がる壁紙やキャラクターをあしらった壁紙も子供部屋にあると楽しそうですね。
ビニールクロスの場合は、機能壁紙でもほぼ材料費は変わりません。
リフォーム会社によって、費用に差が出ることはありますが、選ぶビニールクロスの種類によって、費用はあまり変わらないと見ておいてよいでしょう。
ビニールクロスではなく、ペイント仕上げもあります。
室内は通常水性塗料で仕上げますから、ニオイの心配はありません。
淡いパステルカラーからビビッドな色まで、たくさんの色から選べること、ビニールクロスと比べて、手塗りなので、手づくり感があることなどがペイント仕上げの特徴です。
1面だけを鮮やかな色で塗って、アクセントカラーとするのも楽しいです。
費用は、水性塗料による仕上げなら、ビニールクロス仕上げと変わらない水準です。
珪藻土や漆喰(しっくい)のように左官仕上げになりますと、材料費も工事費もぐんとアップします。
子供が部屋で走り回っても、階下に音が響きにくいように床材の選択に気をつけましょう。
フローリングならマンション用にクッションを裏打ちしたものがあります。
張り替え費用は一般的な複合フローリングと同等です。
また、既存の床にも張れるコルクは、やわらかくて音が響きにくい材料です。
コルクの材料費は一般的な複合フローリングよりは高く、およそ倍程度します。
ただ既存の床がフローリングの場合は、解体しないで上張りすることができます。
上張りの場合は、張り替えよりもリフォーム費用が割安になります。
コルクの上張り費用は1平米当たり約1万円~で、6畳10平米だと、約10万円~15万円見ておくとよいでしょう。
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子供部屋を仕切るのにも役立つ収納。
収納を活用した子供部屋リフォームの事例を見てみましょう。
子供部屋を仕切りながら、スペースを有効に活かせるのが造作収納による間仕切りです。
収納スペースを兼ねながら、同時に部屋を仕切り、遮音効果もあるからです。
下記事例では、姉妹の部屋を仕切るのに、両方の部屋から使える造作収納が用いられています。
造作収納は、オープンな棚だけにすれば安いですが、扉や引き出しを設けると高くなります。
サイズや材料にもよりますので、リフォーム会社に見積もりをもらいましょう。
きょうだいの部屋を二段ベッドで間仕切りすることにより、片方の部屋はベッドがロフト的なスペースになり、タテ空間を最大限、有効に使えます。
もう片方の部屋は、ベッドと勉強机を収納で分けることにより、限られたスペースながら効率的なレイアウトになっています。
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子供部屋のリフォーム費用は、内装のみなのか間取り変更も行うのかによって、変動します。
ただ間取り変更は個々の事例によるのと、ほかのスペースのリフォーム費用も関係するので、費用相場は出しにくいです。
ここでは内装と収納に限って見ていきましょう。
既存の洋室を内装一新して子ども部屋にする場合は、フローリングとビニールクロスの張り替えで、約27万円~48万円。
これにデスクや収納家具を置く費用、照明器具などの費用が必要となります。
マンションのリフォームの場合、和室を子供部屋にリフォームするケースも多いので、その費用の目安も挙げておきます。
複合フローリング張り替え | 約9万円~14万円 |
壁・天井ビニールクロス張り替え | 約5万円~7万円 |
ドア交換 | 約6万円~10万円 |
合計 | 約20万円~31万円 |
和室を子供部屋に変えるケースを例にしますと、まず畳をフローリングに変え、押入れをクロゼットに変える、壁はビニールクロスを張り替えるリフォームになります。
和室の場合、天井の解体、再仕上げの工事費が割高になるので、ビニールクロス張り替えは洋室の張り替えよりも高くなります。
畳→フローリング | 約17万円~25万円 |
押入れ→クロゼット | 約13万円~20万円 |
ビニールクロスに張り替え | 約16万円~25万円 |
襖を引き戸に替える | 約16万円~22万円 |
合計 | 約62万円~92万円 |
間取り変更をして子ども部屋を確保する場合は、ほかのスペースの工事費もかかりますから、一概に費用は出せません。
大規模リフォームになることも多いので、リフォーム会社から見積もりをもらう必要があります。
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では、実際に子供部屋リフォームを行った事例を費用とともに紹介しましょう。
白いビニールクロスを基調にした内装だが、壁の一面にだけチョークでお絵描きできる黒板塗装を施し、子供が喜んでいるとか。
リビングの一角に設けた約4畳の子供部屋。
ガラス入り建具と室内窓でリビングから子供部屋の気配がうかがえるつくりになっています。
LDKと直結する5.5畳の子供部屋。
和室からのリフォームで、2面に窓があり、日差しがたっぷり入る部屋で、光の入り方を調整できるブラインドにもこだわりました。
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子供の成長を考えながら、徐々につくりあげるという発想で、費用を抑制しましょう。
ここまでに述べたように、子供部屋リフォームは、一度に全部つくりあげないで、徐々につくっていくという方針で行えば、初期費用は安く済みます。
間仕切り壁や建具を設置しなければ、その費用が浮きます。
成長に応じて、壁を設けたり、建具を増やしたりすればいいわけです。
兄弟または姉妹なら成長しても、間仕切りが不要な場合もあるでしょう。
あるいは、天井いっぱいまで仕切らず、既製品の家具を購入して、軽く間仕切りするという手も。
これなら壁をつくるより、割安で済むことが多いでしょう。
その時々に子供の意見も聞きながら、必要最小限のリフォームをするという発想で臨めば、無駄に費用をかけることはありません。
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子供部屋リフォームを依頼する会社は、子供部屋リフォームの実績が多い会社を選びたいもの。
いろいろな会社の施工事例を見て、いいなと思う事例を手がけている会社を探しましょう。
その会社のプランナーとじっくり話してみることが大切です。
最終的には複数のリフォーム会社にプラン提案を依頼し、比較検討するのがいいでしょう。
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子供部屋リフォームについて述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?
子供の成長に応じて、部屋づくりをしていくのが、子供部屋リフォームのポイント。
子供部屋のプランを多く手がけているにリフォーム会社と一緒に、理想のプランを考えましょう。
リフォーム会社選びに迷ったら、ぜひSUUMOカウンターリフォームにご相談ください。
2020年2月20日公開
※表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。リフォームする住戸やその年次における価格変動の影響を受け必ずしもその費用を保障するものではございません。実際の費用につきましては各施工会社へお問い合わせください。