住まいの顔である玄関をリフォームしたい!
でも玄関のリフォーム費用って、どれくらいかかるの?
玄関のリフォーム費用にかかわるのは、主に玄関ドアの交換。
ドアの種類でリフォーム費用はどう変わるのか、玄関の中まで一新したら、リフォーム費用はどれくらいかかる?
気になる玄関リフォームの費用相場をまとめてみました。
SUUMO(スーモ)リフォームは、玄関のリフォームに関する費用、価格相場情報を比較できるリフォーム情報サイトです。もし会社探しに迷った方はプロのアドバイザーに無料で相談できます。
表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。
住まいの顔である玄関をリフォームしたい!
でも玄関のリフォーム費用って、どれくらいかかるの?
玄関のリフォーム費用にかかわるのは、主に玄関ドアの交換。
ドアの種類でリフォーム費用はどう変わるのか、玄関の中まで一新したら、リフォーム費用はどれくらいかかる?
気になる玄関リフォームの費用相場をまとめてみました。
どんな玄関ドアを採用するのか、どんな工法でリフォームするのかなどによって、玄関リフォームの費用相場は変わってきます。
従来、玄関ドアの交換はドアまわりの外壁を壊して、ドア枠を撤去し、仕上げ直す工程が必要でした。
それだと工期も長くなり、リフォーム費用も多くかかります。
外壁を壊さないで、ドア交換だけをできるのが「玄関ドアのカバー工法」。
玄関ドアの既存の枠を残したまま、その内側にドア枠を設置して、ドアを取り付ける工法です。
この工法だと、サイズに合わせてドアを制作する時間を別にすれば、工事自体は1日でドア交換が可能。
関連する工事が少ないので、リフォーム費用も安く済みます。
工事費は既存ドアの撤去費と新規ドアの取り付け費だけで、新規に設置するドアの費用が大半を占めます。
撤去費は約2万円~3万円
新規ドアが片開きの中級品を採用したとして約30万円
取り付け費が約5万円~10万円
合計約37万円~43万円
つまり40万円程度見ておけば、片開きなら中級品のドアに交換できます。
手軽に玄関ドア交換のリフォームを考えている方にはオススメの工法です。
既存のドア撤去 | 約2万円~3万円 |
新規ドア代 | 約30万円 |
取り付け費 | 約5万円~10万円 |
合計 | 約37万円~43万円 |
カバー工法は、今ある玄関ドアの枠の中に新しい枠とドアを設置する工法です。
玄関ドアのサイズを大きくするとなると、一部外壁を壊す工事が必要となります。
その場合は、ドアを取り付けた後、外壁の再仕上げ工事が必要となります。
費用は、外装工事をどこまで行うのかなどによって変わってきますので、リフォーム会社に相談して、見積もりをもらうのがよいでしょう。
リフォームに失敗しないためにプロのアドバイザーに無料で相談できるサービスを提供しています。
玄関ドアの費用相場は片開きか片袖付きか親子ドアか、両開きかなどサイズやタイプで変わる要素が大きいです。
加えて、装飾が多いかどうかなど、デザイン性によっても変わります。
さらに、採風、断熱、セキュリティ、解錠の便利さなど機能、性能によっても変わります。
以下で紹介する玄関ドアの費用相場は、いずれもドアの商品代のみになります。
設置に際しては、別途工事費等がかかります。
片開きドアは幅が80~90cm程度で、狭小住宅にも多く用いられています。
アルミ製の非断熱ドアが約17万円から25万円。
比較的温暖な地域向けの断熱K4仕様は約20万円~30万円。
いずれも木目調の塗装を施したものはやや高くなります。
断熱性が高いタイプの片開きドアに交換する場合の費用相場を紹介します。
断熱K4は、関東以南の比較的暖かい地域向けの仕様ですが、断熱K2という仕様になると、ガラス部分は複層ガラスになり、ガラスから逃げていく熱も抑えて、玄関をより暖かくしてくれます。
片開きドアだと断熱K2仕様の費用相場は約25万円~32万円。
非断熱ドアよりだいぶ高くなりますが、暖かい家にするためには、窓などを断熱するリフォームに合わせて、玄関も断熱ドアにするのがオススメです。
片袖ドアとは、片開きドアに固定した袖部分が付いたもので、サイズは約90cm強~130cm。
袖部分にガラスが入ると、採光がよくなります。
片袖ドアの費用相場は、アルミ製の非断熱ドアで約20万円~28万円。
比較的温暖な地域向けの断熱K4仕様は約25万円~35万円。
袖部分にガラスの入ったもののほうが、入らないものより高くなります。
親子ドアは、袖部分が開閉できるようになっていて、大型の荷物の出し入れ時などに便利。
サイズは間口100cmから150cmくらいです。
親子ドアの費用相場は、非断熱ドアで約23万円~35万円。
比較的温暖な地域向けの断熱K4仕様は約30万円~40万円となります。
引き戸は昔ながらの日本の家屋に多い玄関建具です。
引き戸には下記のような「引き違い」のほか、片側だけ開く「片引き」、両側に開く「両引き込み」、3枚の戸を使って開口部を広げられる「連動式」などがあります。
古くなった引き違い戸の交換もカバー工法で割安にできます。
引き違い戸の費用相場はランマのないタイプの方が安く、複層ガラス仕様で、約25万円~35万円。
ランマが付くタイプは約2万円~3万円高くなります。
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玄関ドアの主な素材はアルミ形材ですが、耐久性があり、デザイン、色・柄の種類が豊富にそろっているのが特徴です。
選ぶ際にポイントになるのは住宅のデザインとの調和です。例えば落ち着いたシンプルな外観の住まいには、縦にスリットの窓がついた木目調のドアとか。モダンな住宅の場合は、シンプルなメタリック調もありでしょう。欧風の住まいならクラシカルなデザインがしっくりきます。
玄関ドアと外壁の色との合わせ方も大切です。
外壁の同系色を選んで全体に溶け込ませるか、対比するような色を選んで住まいのワンポイントとして目立たせるか。
どちらかというと落ち着いた外観は同系色で、モダンな住宅ほど目立つ色合いが似合うでしょう。例えば、ガルバリウム鋼板のシルバーの外壁に黒いシンプルなドアとか、あるいは白いタイル調サイディングにブルーや赤い色のドアとか。
いずれにしても玄関ドアを選ぶときは、外観との調和を大切にしましょう。
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玄関ドアを引き戸にすると、開け放してベビーカーで出入りできたり、自転車に荷物を載せたまま土間まで移動できたり、と便利なことがたくさんあります。
また、車いすのまま出入りできるのもポイント。現在はまだ大丈夫でも、将来に備えて引き戸に変えておくのもいいでしょう。
すでに引き戸の場合は比較的カンタンに新しい引き戸に交換できます。
新しい玄関引き戸は昔のものとは異なり、隙間風も入らず、断熱性が高くなっているので、玄関先の寒さからも解消されます。さらにピッキング対策なども施されているので、防犯上も安心です。
現在がドア(開き戸)の場合もリフォームで引き戸に変えることができます。ただ引き戸に変える場合は、玄関の間口サイズなどが問題になることがあります。
引き戸にも2枚の戸が入る引き違い戸と1枚の片引き戸があり、引違い戸への交換が不可能な場合も、片引き戸なら交換できる場合があります。
引き戸へのリフォーム費用は、同じスペースで引き戸を交換するのか、ドア(開き戸)を引き戸に変えるのかなど、工事内容によって大きく変わります。
どのような形で引き戸にできるのかをリフォーム会社に相談し、見積もりをもらいましょう。
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ここまで紹介してきた玄関ドア各種類の費用相場にカバー工法の工事費を足して合計を見てみましょう。
既存ドアの撤去費 | 約2万円~3万円 |
新規ドア取り付け費 | 約5万円~10万円 |
小計 | 約7万円~13万円 |
ドアの種類 | 新規ドア代 | 工事費込み |
---|---|---|
片開きドア | 約17万円~30万円 | 約24万円~43万円 |
片袖ドア | 約20万円~35万円 | 約27万円~48万円 |
親子ドア | 約23万円~40万円 | 約30万円~53万円 |
断熱ドア(K2仕様)片開き | 約25万円~32万円 | 約32万円~45万円 |
引き戸 | 約25万円~35万円 | 約32万円~48万円 |
工事費が約7万円~13万円。
各種玄関ドアが約17万円~40万円なので、玄関ドアリフォームの費用相場は約24万円~53万円となります。
カバー工法は、今ある玄関ドアのスペースを活かして、新規ドアを取り付けますから、工事費は安い代わりにサイズ変更はできません。
そこを理解しておきましょう。
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ドアを閉めたまま風を採り入れることができたり、鍵を取り出さずに解錠できたりする玄関ドアもあります。便利になると費用がどの程度アップするのかを見ていきましょう。
玄関ドアの採風機能とは、ドアを閉めたままガラスを開閉でき、新鮮な空気を採り入れられる機能。
採風機能が付くドアは商品が限られていますが、概ね中高級品なので約30万円~40万円を見ておけばいいでしょう。
最近の玄関ドアは、2ロックやこじ開け、ピッキング防止対策が標準仕様で付いているものが多いですが、さらにオプションでタッチキーやかざすだけで解錠できる便利機能を付けることもできます。
いちいち鍵を取り出さなくてもすむので、荷物が多いときやベビーカーを押しているときなどに便利です。
リモコンタイプのタッチキーで約7万円~10万円。
カードやケータイをかざすだけで解錠できる機能が約5万円。
メーカーや機種によって付けられない場合があるので、カタログなどで確認しましょう。
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玄関リフォームが高額になるのは、カバー工法が適用できない場合と玄関内部も合わせてリフォームする場合です。
玄関ドアの交換にとどまらず、玄関内部もリフォームすると、内装工事費や木工事など関連工事費がかかってきますが、玄関内部のリフォームの場合、玄関を広げる、収納を増やす、など内容もさまざまで、玄関だけにとどまらないケースも多いです。
したがってどんなリフォームをするかで、費用は変わります。
大規模リフォームの際に玄関もリフォームするというケースも多いのですが、玄関内部にかかった費用とその内容を次に見ていきましょう。
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収納設置や内装一新など、玄関内部のリフォームの施工事例を費用別に見ていきましょう。
コートや大きな荷物も入れられる大型の玄関収納を設置。帰宅したらコートを部屋まで持って入らずにここに収納できるので、花粉症対策にもなります。
隣接していた納戸をなくし、玄関を拡張、ロードバイクを置ける土間空間に。たっぷり収納できるシューズクロークや食料品など備蓄用のパントリーも新設しました。
土間はレンガ調タイルをヘリンボーン張りに。外の玄関ポーチの床も同タイルで連続させている。また、正面の壁にニッチの飾り棚を造作。シューズクロークにはベビーカーも収納できます。
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玄関ドア交換だけなのか、玄関内部やそのほかのスペースのリフォームも考えているのか、自分のやりたいことに合わせてリフォーム会社を選びましょう。
玄関ドアの交換だけを考えているのか、外装や内部のリフォームまで考えているのかで、リフォーム会社選びのポイントは変わってきます。
玄関ドア交換のみなら、玄関ドア交換の実績の多い会社を、外装や内部も行う予定なら、ある程度大規模リフォームを得意としている会社を選ぶ必要があるでしょう。
また、玄関ドア交換を含むリフォームは、一戸建てリフォームの実績が多い会社を選ぶ必要があります。マンションでは玄関ドアは共用部分のため、勝手に交換はできないからです。
一方、マンションで玄関内部のリフォームを考えている場合は、マンションリフォームの実績が多い会社を選びましょう。
リフォーム会社は一度依頼すると、将来にわたって、お付き合いをするようになる可能性が高いものです。
得意としている分野をよく見極めて、選ぶようにしましょう。
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玄関リフォームの費用相場について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
玄関ドアには、さまざまな種類があり、どれを選ぶかで費用が変わってくること、安く上げる工法があることもおわかりいただけたと思います。
また、リフォーム会社をどう選ぶのかも大切なことです。
リフォーム会社を選ぶ際には、専門スタッフにおまかせできるSUUMOカウンターリフォームに相談してみてはいかがでしょうか。
2020年1月30日公開
2022年10月27日更新
※表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。リフォームする住戸やその年次における価格変動の影響を受け必ずしもその費用を保障するものではございません。実際の費用につきましては各施工会社へお問い合わせください。