中古一戸建ての流通が多いのはJR日豊本線沿線で、佐土原駅から日向沓掛駅までの各駅を利用する宮崎市の物件が目立ちます。特に流通が多いのは宮崎・南宮崎駅。同じく日豊本線沿線で延岡市の延岡駅から旭ヶ丘駅まで利用のものや、日向市の日向市・財光寺駅、児湯郡の高鍋・日向新富駅、都城市の都城~五十市駅などのエリアでも流通は見られます。また日南線沿線で宮崎市の宮崎駅から木花駅までの区間や、日南市の飫肥駅から南郷駅までの区間でも比較的取引はあるようです。いずれの沿線でも駅徒歩圏での流通はありますが、バスや車利用のものも多いようです。
宮崎県は他エリアに比べ晴れの日が長いという特性があるため太陽光発電システムに適したエリアだといえます。中古住宅の購入を機に太陽光発電を導入するなら、専門の会社に発電シミュレーションを依頼するとよいでしょう。また、1981年5月以前に建築確認を受けた物件を検討する場合は「耐震性能」について確認を。この時期を境に建築基準法の「耐震基準」が改正されているため、一般の住宅より耐震性能が低いケースもあります。現地見学時に「耐震診断や耐震補強を行っているか」聞いておきましょう。